勃起障害は男性にとって非常に深刻な悩み。男のプライドがありますから、性行為の場面で恥をかくなんて考えられませんよね。勃起障害にはあの有名なバイアグラが本当に効くのでしょうか。治療薬について見ていきましょう。

自分の勃起の硬さチェックをしてみよう

チェック

日本国内において、ED(勃起障害)という言葉や症状への認知や理解は、ここ10年程の期間でかなり浸透してきました。
しかし、EDの疑いがある人やEDになってしまっているかどうかを心配している人・すでにEDになってしまっている人たち自身が、EDを簡単にチェックすることのできる評価スケールは、今までありませんでした。

最近、米国で自己診断型の「勃起の硬さスケール(EHS:Erection Hardness Score)」が開発されたことにより、日本語版のEHSも開発されました。
それが2009年のことです。
EHSは0から4の5つのスコアで判定ができるもので、EDの簡易的な診断や治療を受けている場合はその治療の効果を評価するツールとして簡便であり、なおかつ信憑性が高いということがきちんと示されています。
日本語版の勃起の硬さをチェックするスケールとしては、グレード0を「陰茎は大きくならない」とし、そこから徐々に硬度を増していくイメージの言葉が当てはめられています。
ちなみにペニス勃起時の硬さのイメージに対するヒントとして、4段階の硬さの目安をフルーツなどに置き換えて考えると、よりイメージしやすく、より正確なセルフチェックが可能になるとされています。

グレード1は「陰茎は大きくなるが、硬くはない」というものです。
このグレードに当てはめられているのはこんにゃくとなっています。
確かにこんにゃくは日本人になじみのある食べ物ですから、とてもイメージしやすいといえます。

グレード2は「陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない」というもの。
このグレード2の硬さスケールに対しては、みかんが当てはめられています。
みかんというフルーツの触感が見事にマッチしています。

グレード3は「陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬くはない」となっており、グレープフルーツが硬さのイメージとして当てはめられています。
グレープフルーツの厚い皮の硬さは、やはりこのグレードのペニスの状態とピッタリです。

グレード4は「陰茎は完全に硬く、硬直している」で、フルーツはりんごです。
皮から中身にかけて硬く張っているりんごのイメージと、完全に勃起したペニスが見事に当てはまります。
このような指標を頼りに自分自身の勃起力について理解を深めることで、EDの初期症状を素早く察知するだけでなく、現在の状態を指標をもとに正しく認識・把握することができます。

硬さはあってもセックスできないなら心因性EDの可能性

自身のペニスに「勃起の硬さスケール(EHS:Erection Hardness Score)」でのグレード4のような硬さがあってもパートナーとセックスできないというのであれば、心因性EDを疑ってみる必要があるかも知れません。
心因性EDとは、身体の機能そのものには何の問題がないものの、心理的・精神的な要因からEDになってしまっている状態をさします。
ここでの心理的・精神的な要因というのは、単にうつ病や統合失調症といった精神疾患のみを表わすのではなく、会社でのストレスや夫婦関係・パートナー関係などの問題、または幼少期のトラウマなど、誰にでも起こり得るものも含みます。
それゆえに、原因というのは人によってさまざまです。

心因性EDに悩む人のほとんどが、改善のために自分一人でさまざまな努力を行います。
しかしそういった努力がかえって裏目に出てしまい、性行為に対して過度な緊張感や焦りを抱くことで失敗してしまうケースも少なくありません。
このような失敗の経験がさらに劣等感や不安をわき上がらせ、次もまた失敗してしまうかも知れないという予期不安になります。

こうした不安や劣等感・緊張感のような感情を、愛するパートナーとの性行為前、もしくは性行為の最中に抱いている自覚がある場合には、自分一人で全てを解決しようとしないことです。
日本には豊富な知識と数々の実績を持ち合わせた優れた専門家が沢山いますし、心因性EDに効果的な治療薬も存在してます。
しかし、これらのことを試す前に何よりもまず、性行為の相手となるパートナーに抱えている不安のことや劣等感・緊張感について打ち明け、二人三脚で気持ちのケアを行っていくことがとても大切です。